Kaikoの始まりとは
Kaiko(カイコ)はオーストラリアのメルボルンに本拠地を置き、自閉症スペクトラムと失読症の両方を持つKai(カイ)とその家族によって設立された会社です。
Kaiは不安症と闘い、気持ちを落ち着かせるために幼児向けのカラフルなセンサリートイ(感覚おもちゃ)を常日頃から持ち歩いていましたが、11歳のある日、それを友達にからかわれてしまいます。もっと自分にぴったりなスタイリッシュでクールなものは無いのか。Kaiの不満からメタル製のセンサリートイを作ることを思いついたのがKaikoの始まりです。
家族で世界に発信
Kaikoという会社名は、兄のKaiと弟のKobi(コビ) から由来しています。ロゴはKaiの好きなオレンジと、Kobiの好きなティール(緑と青の中間色)の組み合わせです。
母親のJoanne(ジョアン)は、作業療法士のバックグラウンドがあり、10代の若者や大人のための適切な感覚ツールの開発に特に情熱を注いでいます。彼女もまた自閉症とADHDの両方を持つことから、求められるニーズに寄り添うことができ、その経験をふんだんに活かし商品へと反映させています。
父親のMike(マイク)は、メルボルンにある自社工場で、Kaiとともに製品の大半を手がけています。Joanneとともに、高品質な素材の調達と製品の管理をしています。
弟のKobiは、2020年から製品作りの見習いを始めました。これからより多くのことに携わることを楽しみにしています。
学校、職場、高齢者施設などあらゆる現場で採用
Kaiko製品は、心地の良い感触や刺激、振動、音などにより、大人と子どもの両方の精神的な安定、不安の解消 、集中力を高めるのに役立ちます。メンタリティトイまたはツールとしてジャンル分けされ、本国では学校、職場、高齢者施設などあらゆる現場で採用されています。
Kaikoの製品が、あなたの“そわそわ”や“ドキドキ”、“いらいら”の役に立ちますように。